Useless Story
山中御小水姉ちゃん事件

 バンクーバーからウィスラーへは、通常車で約2時間だ。ところが大渋滞でどうにも動かない。雪なのにサマータイヤで走っているアホが沢山いるのだ。何故かと言うと、ウィスラー付近の雪は超パウダーなため、ある程度の交通量があれば道路には積雪しないらしいのだ。しかしこの日はあまり雪の降らないバンクーバー周辺でも雪が降った。ウィスラーより南では道路に積雪してしまうのねん。ってなわけで坂を上れないサマータイヤ車のために大渋滞していたのだ。
 さて、前置きが長くなってしまったがここからが本題。大渋滞中に名古屋から来たというお姉ちゃんの小さい方のタンク飽和状態になってしまったのだ。しかしここは山の中の一本道でドライブインもまだ先だ。しばらく我慢していたようだが、タンクは既にイッパイイッパイの様子。運転手さんにお願いして車を止めてもらい、彼氏を引き連れ雪の降る山道へと消えていった・・・。(−中略− その間オイラは一服タイム) 数分後カップルが戻ってきた。お姉ちゃんの何とも言えない笑顔が印象的だった。
 しかし膝まである深雪の中、どの様なポーズで用をたしたのだろう?彼氏は何のためについていったのだろう?


ばかしまリフト券紛失事件

 同行したかしまが2日目にリフト券を落としてしまった。しかも4日券!おまけにVISAと少々のCashも! まったく人の忠告を聞かずに首からウェアの外にぶら下げているからだ。馬鹿め。自業自得ってヤツだ。
 紛失場所は恐らく◆Camel Humpsだ。彼は自分の腕(脚)によほど自信があったのか、急斜面をまっすぐに突っ込んでいった。その結果、前方に数回転して20m程下方で停止した。救助に向かったオイラは帽子とゴーグルを拾ってやった。その時にはリフト券は見あたらなかったのだが、恐らく深雪に埋まってしまったのだろう。きっと春まで出てこないだろうなぁ・・・。

 右図は紛失後にかしまが購入した3日券。下方のバーコードをゴンドラ乗り場でチェックすれば、その日はもうリフト券を見せることはない。日本はリフトに乗る度に見せなきゃならないから面倒だよね。

かしま:Katsuの最悪友。本人の強い希望により実名表記に変更しました。(笑)


神戸在住オーストラリア女性

 最終日、友人と別れ一人でWhistlerを攻めていた。頂上からWest Bowlを滑りBig Red Expressに乗ろうとしたら、一人の金髪女性が同乗して話しかけてきた。女「今日は山が綺麗ですねぇ」俺「そうですねぇ」「どちらから来れれたのですか?」「日本です」。と、まぁここまでは普通の英語の会話だったわけだが・・・。「オ〜!私、いま神戸に住んでいるんです〜!」といきなりの日本語! 英語だと思いこんで聞いていたオイラは「ハァ?」と聞き返してしまった。どうやら彼女は日本語を話したかったらしい。
 そんでもって、ここから英語と日本語のごっちゃまぜな会話になる。話によると、彼女は2年間神戸に住んでいて、国はオーストラリア。Whistlerには親戚が別荘を持っていて、8年前から毎年来ているとのこと。オーストラリアのスキー場は、標高が低いので雪があまり良くないらしい。 と、まぁそんなこんなでリフトも終点間近。「それじゃぁ、今日最終日なので頑張って滑ります!」「そうですか、お気をつけて!」「良い休暇を!」ってな感じでサヨナラした。

教訓:海外で聞く外国人の日本語は、一瞬何を言っているのか分からない!(日本語と認識できない)

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