慈光寺観音堂
撮影日:2009年06月06日

天台宗の寺院で「都幾山慈光寺」という。1300年の歴史を持つ埼玉最古の寺院で、坂東三十三観音札所の第九番札所になっている。現在の観音堂は文化七年(1810)頃の再興によりもの。内部の構造は、本尊を安置する内陣と土足であがれる礼拝の間である外陣に分けられ奥行きの長い建物となっている。外陣欄間には二十八部衆の彫刻が見られ、天井近くには、「夜荒らしの名馬」が繋がれている。毎年4月の第2日曜日と4月17日には本尊十一面千手千眼観世音菩薩の「お開帳」が行われ、善男善女の参詣者により賑わいを見せる。

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