農業用貯水池として昭和10年に完成した人造湖で山根溜池が正式呼称で、当時山根村であったことに由来して山根貯水池と呼ばれていた。 戦後、観光協会がこの地鎌北の名をとって現在は鎌北湖と呼ばれている。また山間に静かにあることから別名乙女の湖とも呼ばれている。 湖周囲にはソメイヨシノやもみじが植えられて、春は桜、夏は深緑、秋は紅葉と四季を通じて多くの観光客が訪れるほか、奥武蔵自然歩道の基点にもなっているために多くのハイカーで賑わっている。 湖の規模は、周囲約2km、水深20m、貯水量30万m3。