なんじゃもんじゃの木
撮影日:2005年04月26日

【坂戸市指定天然記念物】むかしは珍奇にしてその名のよく分からない巨木をすべて「なんじゃもんじゃの木」と呼んだ。多和目天神社境内にあるこの木も、一応「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれていたのだが、昭和五九年七月に埼玉大学の永野教授(植物学)の鑑定をいただき正式には「鹿の子木」という名であることが判明した。樹皮は淡褐色を帯びなめらかであるが、円形の薄片となって点々と剥奪し、その痕に白い木肌が現れて鹿の子の斑文に見えるため鹿の子木の名称がついたのであろう。樹齢推定1000年以上、樹高15m、樹周4.64m。

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